くにうみ神話。御食国。陶芸。
淡路島の歴史と文化を体感するコース

所要時間

5時間

食文化も自然も豊かな淡路島は、歴史や伝統を学べば学ぶほど、もっと知りたくなる魅力あふれる場所。
日本で最古の歴史書『古事記』の冒頭を飾る「くにうみ神話」ゆかりの場所や、自然の恵みを体感できる場所。
そんな恵みへの感謝と学びをテーマにちょっと長距離のコ―スをご用意。
夏場は長めのライドになるので、水分をたっぷりご用意くださいね!

< おすすめシチュエーション >

  • 〇淡路島のおいしい恵みをいただきながら歴史や文化を学びたい小人数のグループ旅に。
  • 〇古事記や神話、その土地の伝統をじっくり学ぶ1人旅に。
  • 〇洲本市からちょっと足を伸ばして長距離・e-BIKEのライドを楽しみたい人に。

ナビゲーター【awabi wareスタッフ 森田さん】

職人技や淡路島のものづくりの歴史にもくわしい、淡路島移住5年目の陶芸職人。
持前のおだやかな性格で島のみんなのお姉さんとして、いろんな文化やものづくりの魅力をおしえてくれます。
お料理上手な森田さんのおすすめカフェにも注目。

スタート(洲本観光案内所)

20min(洲本観光案内所 → 薬師庵)

ライドのはじまりに淡路島島民のファンも多い、スペシャリティーコーヒー専門店で目覚めの1杯をぜひ。

10min

1薬師庵

一日の水をチャージしよう

地元のひとたちもお料理やコーヒーをいれるのに、湧き水をくみにくる場所。
薬師さんの力でまもられていると、島のひとたちが大切にしているお水です。
「感謝の気持ちを忘れずに、ご利用ください」と石に深く刻まれています。
恵みがたくさんある淡路島の旅のスタートにぜひ、このめぐみを味わってください。

住所 洲本市中川原町・湯谷薬師

五感ポイント

  • あじわうくみたての湧き水の恵みをいただいてリフレッシュ
  • きく気持ちが落ち着く湧き水の音を聞き入ろう

50min(薬師庵 → 伊弉諾神宮)

コ―スの中で1番長いライドコ―ス。休憩をしながら道中の風景を満喫しよう。
ため池が多いのも淡路島の特長。

30min

2伊弉諾神宮

淡路島の、旅のはじまりに。国生み神話の大切な場所へ

淡路島の旅はぜひここからスタートしたい。日本神話に登場する伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)。
国生み神話では伊弉諾尊と伊弉冉尊が夫婦になられて”初めて愛の結晶としてお生みになった島”が「淡路島」と言われています。
そしてお参りの前にぜひ、参道左手にあらわれる「ひのわかみやと陽の道しるべ」の石碑に注目してほしい。
人それぞれ、きっと感じることがある言葉のメッセージ。
過去や現在だけでなく、未来のことに気持ちをめぐらせたくなる、そんなお話や言葉が刻まれています。
伊弉諾神宮の絵馬は“桃”。黄泉の国から戻る時に桃で追手を撃退したと言われている事にちなんで、厄除けの力を象徴しているのだそう。
神宮の右奥には樹齢約900年の夫婦大楠(めおとのおおくす)があり、夫婦円満、子宝や長寿の御神徳があるといわれます。
ぜひこの神聖な空気と大楠の歴史を目や耳だけではなく、鼻や手、全身を使って感じてみてください。

住所 淡路市多賀740
TEL 0799-80-5001

五感ポイント

  • きく訪れる人たちの参拝の音、周りに流れる水の音に耳を澄まそう
  • みるくにうみ神話の神聖な場所。目をいっぱい見開いてみよう
  • ふれる夫婦円満の御神徳があるといわれる樹齢900年の大楠。その神聖な空気に触れて静かな時間を満喫してみよう

<おねがい>
鳥居をくぐった参道にはe-BIKEの乗り入れはできません。
お参りの際、駐輪のマナーは守りましょう。
また、絵馬にはおひとりおひとりの大切な言葉が刻まれています。
SNSでの情報発信もマナーを守って楽しみましょう。

15min(伊弉諾神宮 → 岩上神社)

岩上神社は入口がわかりにくいので、この看板を見逃さないで!

神秘的な入口を登っていきます。境内まではかなりハードな上り坂です。

30min

3岩上神社

古代から信仰を集める巨石・神籬石(ひもろぎいし)を訪ねて

伊弉諾神宮から3キロ、15分ほどライドしたところにある、神様の依り代といわれる岩上神社。
神社の本殿までは登りがいのある急坂があるので、ゆっくりのぼってみましょう。
この神社は室町時代に創建され、大和の石上神社から分霊した布都魂神(フツノミタマノカミ)が祀られています。
壮大な岩からパワーを感じるだけでなく、この境内のまわりを1周してみると色鮮やかな建物があったり、本殿の横の狭い階段を登ると、神籬石の直ぐ側まで近づく事ができ、ここからは海が見渡せたりと見ごたえ満点。

電話番号 0799-80-5001
住所 淡路市柳澤乙614

五感ポイント

  • きく鳥の鳴き声が美しい場所 巨石の後ろから町を見渡して耳でも楽しんで
  • みる歴史を語る巨大な神籬石はとにかく一見の価値あり

20min(岩上神社 → awabi ware)

30min

4awabi ware

全国で人気の陶芸工房で職人さんとはなしてみよう

江戸後期から明治期に栄えた珉平焼(淡路焼)の制作スタイルに学びながら、受け継ぐ器をコンセプトに普段から使える日用食器を製作している陶芸工房。淡路島の料理人や住民だけでなく、全国でファンがたくさんがたくさん集まる美しく機能的な作品はぜひ直接手に取って目でみて感じてもらいたい。
Awabi wareの由来は淡路島の美しさと書いて「あわび」、あわびウェアの「ウェア」には製品という意から名付けたのだそう。わからないことがあればスタッフさんに質問すればいつも丁寧に教えてくれる場所です。e-BIKEで持って帰るのが不安でも大丈夫。発送も工房から手配してくださります。

住所 淡路市大町上507-1あわびウェア工房
TEL 0779-70-6719
営業時間 10:00~17:00(不定休)
サイトURL http://awabiware.net/

五感ポイント

  • きくこだわりの陶芸の作り方を、職人さんやスタッフさんにインタビューしてみよう
  • ふれる地釉薬の種類によって、色や質感が一つ一つ違う器の表情を手で感じよう

awabi wareの猫はみんなの人気者。
タイミングがよければお散歩しているところに出会えるかも。

30min(awabi ware → Hiramatsugumi)

45min

5Hiramatsugumi

淡路島の木を使った作品を鑑賞。島のめぐみをいただく

建築のプロたちがデザインした、とっておきの空間で島の野菜や食材をたっぷり使った、心にも体にもやさしいランチが楽しめる(要事前予約)。予約なしでも、こだわりのドリンクが楽しめるカフェスペースと、ギャラリースペースは立ち寄ることができます。
設計事務所が運営している、というのがユニークなポイント。島の職人が淡路島の木でつくった洗練されたプロダクトや、全国の匠の技が光る、オーナーが選びぬいたこだわりの商品をじっくりと堪能してみて。
商品や食べ物のことを聞くといつもスタッフさんが快くこたえてくれて会話も楽しい。Hiramatsugumiにはわざわざでかけたくなる魅力がたくさん。

住所 洲本市中川原町中川原555
TEL 0799-25-8315
営業時間 11:30~18:00 ※ランチは要予約
定休日 日曜日
サイトURL http://hgumi.net/index.html

五感ポイント

  • みる色とりどりのお野菜のプレートや島の果物を使ったスイーツを楽しんで、御食国 淡路島の食の豊かさを体感してもらえる時間
  • あじわうお塩やハーブも淡路島産。味覚をとぎすましてゆっくりと食事を満喫しよう
  • ふれる淡路島の木をつかった工芸品にぜひ触れてみよう

20min(Hiramatsugumi → 洲本観光案内所)道中、お花がたくさんみられます。お花の香りや木の香りを楽しもう

ゴール(洲本観光案内所)